電気料金の明細の見方|燃料費調整額・再エネ賦課金・基本料金の意味
結論
電気料金は、主に「基本料金」「電力量料金」「燃料費調整額」「再エネ賦課金」の4つを足したものです。電気代が急に上がったときは、まず使用量(kWh)が増えていないかを見て、次に燃料費調整額と再エネ賦課金の単価が変わっていないかを確かめます。
明細に書かれている4つの項目
| 項目 | 中身 | 使用量で変わるか |
|---|---|---|
| 基本料金 | 契約しているアンペア数や契約容量に応じて、毎月決まってかかる料金。基本料金がないプランもあります。 | 変わらない |
| 電力量料金 | 使った電気の量(kWh)に単価を掛けた料金。使用量が多いほど単価が上がる3段階の仕組みが一般的です。 | 変わる |
| 燃料費調整額 | 発電に使う燃料(LNG・石炭・原油)の価格の動きを、毎月の料金に反映させるための調整分。プラスにもマイナスにもなります。 | 変わる(単価×使用量) |
| 再エネ賦課金 | 再生可能エネルギーの買い取りにかかる費用を、電気を使う全員で負担するもの。単価は全国一律で、年度ごとに国が決めます。 | 変わる(単価×使用量) |
電気代が上がったときに確かめる順番
- 使用量(kWh):前の月や前の年の同じ月より増えていないか。冷暖房を使う季節は増えやすくなります。
- 検針の日数:検針期間が前の月より長いと、使い方が同じでも使用量が増えます。
- 燃料費調整額の単価:1kWhあたりの単価が前の月より上がっていないか。
- 再エネ賦課金の単価:毎年5月の検針分から新しい単価に切り替わります。
- 国の補助の有無:電気・ガス料金の負担を軽くする国の補助が終わると、使用量が同じでも請求額が増えます。
2026年度の再エネ賦課金
2026年度の再エネ賦課金の単価は1kWhあたり4.18円で、2026年5月の検針分から2027年4月の検針分まで使われます(経済産業省が2026年3月19日に公表)。2025年度の3.98円から0.20円上がりました。
使用量が月400kWhの家庭なら、再エネ賦課金は月1,672円(4.18円×400kWh)です。詳しくは「再エネ賦課金2026年度は4.18円」の記事にまとめています。
見直せるのは「単価」と「使用量」
再エネ賦課金は全国一律なので、電力会社を変えても単価は変わりません。一方、基本料金・電力量料金の単価や、燃料費調整の仕組みは電力会社やプランごとに違います。料金を下げるには、使用量を減らすか、自分の使い方に合ったプランに切り替えるかのどちらかです。
出典
内容は2026年11月5日時点の情報です。制度や料金は変わることがあるため、申し込みの前に公式の情報をご確認ください。